消費税還付
消費税の還付とは、建物に含まれている消費税を、申告することで還付を受けるということです。
例えば、建物1億円(税抜)、土地1億円の場合、買主から売主に対して支払われる金額は2億800万円です。
このうち800万円が消費税ということになります。
通常であれば、2億800万円を支払い、消費税は還付されませんが、消費税の還付申告を行うことで、800万円が還付されることとなります。
(なお、売主が誰であろうと、不動産の売買において、建物には消費税が含まれています。)
平成22年の税制改正
平成22年3月31日までであれば、届出書を税務署へ提出することにより、消費税の還付を受けることができました。
しかし、税制改正があり、平成22年4月1日以後は消費税の還付を受けることが難しくなりました。
弊所では、その後も消費税の還付のお手伝いをさせていただいております。
お気軽にお問い合わせください。
消費税還付のメリット
1.資金繰りが改善
消費税還付を行うと、数百万円単位でお金が戻ってきます。もちろんこれには税金はかかりませんから、そのまま預金に残ることになります。
2.融資対策になる
資金繰りが改善するということは、金融機関から見ても融資を出しやすくなります。
3.不動産投資のスピードを加速させられる
資金繰りが改善し、融資を受けやすくなると次へのステップを踏み出しやすくなります。もちろん、無理にスピードを上げる必要はありませんので、万一の時のために預金においておくのもいいでしょう。
4.大規模修繕に備えられる
物件にもよりますが、屋上防水や外壁塗装となると数百万円単位でお金が必要になります。また、エレベーター関係の故障もまとまったお金が必要なります。
万一の時のために、資金を用意しておかないと黒字倒産なんてことにもなり兼ねません。
現金は置いておくことにこしたことはありません。
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