18.借金した方が相続税が安くなる?
「相続税を低くするために借金をした方がいい」こんな話聞いたことありませんか?
なぜか。
例えば1億円の預金があったとします。
このままだと遺産額は1億円です。
では、この1億円で不動産を買ったとします。
すると、相続税評価額は、大体5千万円くらいになります。
つまり、1億円→5千万円に圧縮できました(相続税が安くなった)
さて、では、借金した場合はどうでしょうか?
1億円の預金はそのままで、借金1億円で不動産を購入したとします。
すると、遺産額は
•預金1億円
•不動産の相続税評価額5千万円
•借金 △1億円
合計 5千万円になります。
借金してもしなくても、5千万円ですね。
借金をするから、相続税が安くなるのではありません。
不動産を買うから相続税が安くなるのです。
ただ、相続税を納税するにはある程度預金が必要なので、預金を全部使って不動産を購入するのではなく、借金をして不動産を購入する方が、その後の相続税対策や納税を考えても有利になるかと思います。
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