6.減価償却費とは
不動産賃貸業では避けて通れない「減価償却費」
何となく分かったようで、細かいところはわからないという方が多いのではないでしょうか。
細かい知識も徐々に配信していきますね。
減価償却費とは、「建物の一部を費用としたもの」
商品を仕入れて売るような商売だと、
売れたら「売上」が計上され、
その売れた商品の仕入金額が「売上原価(費用)」として計上されます。
これを賃貸業に当てはめると、
部屋を貸して賃貸料をもらったら「売上」が計上されます。
それに見合う費用は?
管理費や修繕費などもありますが、その一つが建物の仕入金額。
ただし、この建物の仕入金額は、1年だけの売上に寄与しているのではなく、何十年にもわたって売上(賃貸料)を稼ぎ出してくれます。
ですので、建物金額を何分割して、何年かにわたって費用(減価償却費)として計上していきます。
1億円の建物が、10年間稼いでくれるのであれば、1年あたりの減価償却費は1千万円(1億円10年)
とてもシンプル!