21.築古木造は4年?
不動産投資は利回りが命。
利回りを求めて、築古木造で買い進められる方は少なくありません。
そこでハードルになってくるのは、融資です。
融資を引くには決算書を黒字にしたい。
しかし、築古木造は4年償却なので、赤字になってしまう。
こんな悩みをお持ちの方、是非検討してみてください。
4年というのは「簡便法」による計算です。
実は、原則は「見積法」です。
つまり、「4年でなければならない」ということはありません。
10年、15年など、耐用年数を伸ばして決算書を良くすることが可能です。
減価償却費を調整して、減価償却不足額をだして黒字にすることもありますが、耐用年数の調整とは全然違います。
塩田会計事務所では、決算打ち合わせで、簡便法を採用するべきなのか、見積法で行くべきなのか、必要に応じてお客様と話し合い決めています。
