32.均等割で序列が!
法人には利益にかかる税金と、毎年一定額かかる税金があります。
この、利益のあるなしに関わらず、毎年一定額かかる税金を「均等割」といいます。
(資本金1千万円以下の場合)
都道府県 2万円〜2.2万円
市町村 5万円〜6万円
です。
なので、安いところは7万円(2万円+5万円)ですが、高いところは8.2万円(2.2万円+6万円)になります。
どこが安くて、どこが高いかというと、
都会は安い。
田舎は高い。
イメージです。
財政状況がいいところは安い、悪いところは高いというのが正しいかもしれません。
東京都は7万円ですし
大阪府5万円、大阪市2万円
という具合に、潤っている自治体は安いです。
しかし、財政的に厳しい自治体は高い傾向があります。
私の住んでいる兵庫県西宮市ですと
兵庫県→2.2万円
西宮市→6万円
です。
(ちなみに、神戸市は5万円)
なお、都道府県ごとの均等割はこんな感じです。
(近畿)
大阪2万円(もちろん)
兵庫2.2万円(え?)
京都2万円(さすが)
奈良2.1万円
和歌山2.1万円
(兵庫県民、怒らないとダメですね)
(関東)
東京2万円
神奈川2万円
千葉2万円
埼玉2万円
(さすが1都3県!)
群馬21,400円
栃木21,400円
茨城22,000円
(こんな感じですか?関西人には序列が分かりません)
面白いですね。
「均等割の金額=財政状況」とは言い切れませんが、そうやって見てみると、え?ここにも負けてるの?という、序列が見えてきて一人でケンミンショーしてるみたいでした。
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次回は水道代のお話をします。
知らず知らずのうちに大きく損をしている可能性があるので、ご注意を!

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