43.役員報酬
法人で不動産を購入すると、法人で利益が出てきます。
法人で利益が出て、法人税を払った後のお金は法人のお金にになります。
プライベートでそのお金を使いたい場合には、個人へ移してこないといけません。
配当で移せば、所得税がまたかかります。
そこで、法人で利益が出た場合は、個人へ役員報酬として支払います。
そうすることで、法人の利益は抑えることができ、法人税は払わなくて良くなります。
(もちろん、もらった側の個人では所得税が課されます。)
さて、その役員報酬ですが、毎月定額でないといけないというルールがあります。
通常の従業員の給与は労働の対価でふので、毎月変動するのが当たり前ですが、役員報酬は定額でないといけません。
年に1回だけ役員報酬の金額改定が可能です。
決算月から3ヶ月以内です。
12月末決算であれば、1月から3月末の間に1回だけ改定ができます。
もちろん、0円に減額する、0円から増額するも含みます。
このルールにとても重要なので覚えておいてください。
